マーケティング入門講座 #4 – SNS時代のホームページ活用術

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マーケティングの本当に重要なポイントを押さえてください。

「マーケティング入門講座」、ビジネスの“今”を解き明かす時間です。ナビゲーターのさいとうです。
マーケティング専門家のかねだです。さいとうさん、本日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。かねださん、早速なんですが、今日のテーマは、えーと、多くの人が「今さら?」って感じるかもしれない「ホームページ」についてなんです。
はい。
正直、もうインスタとかXがあれば、ホームページって…ちょっと古いツールじゃないのかなって、思っちゃうんですが…。
良い質問ですね、さいとうさん。実は、その「今さら?」っていう感覚こそが、大きなチャンスを逃しているサインなんですよ。
へえ!
結論から言うと、情報が溢れる現代だからこそ、ホームページは「最強の信頼獲得ツール」として、これまで以上に、ええ、重要な役割を担っています。
最強の、信頼獲得ツール、ですか?うーん、なんだかイメージと違いますね。
ええ。ちょっと視点を変えてみましょうか。
はい。
SNSで見つけた、こう、魅力的な商品とかサービス。でも、「これ…本当に大丈夫かな?」って一瞬でも思った経験、ありませんか?
ああ、あります、あります!特に高額なものだと、つい会社の名前を検索しちゃいますね、やっぱり。
ですよね。その時に見に行くのが、まさにホームページなんです。
ああー、はいはい。
SNSが「今、この瞬間の輝き」を見せる場所だとしたら、ホームページっていうのは、「その輝きが本物であること」を証明する、過去から現在までの実績が詰まった、まあ、公式記録なんです。
なるほど。
更新が止まっていたり、デザインが古かったりすると、もう一気に不安になりますよね。
なります!「この会社、今もちゃんと活動してるのかな?」って。 うーん…なるほど、ホームページは単なる情報置き場じゃなくて、信頼性を確認するための「答え合わせの場所」なんですね。
その通りです。そして、その役割を理解すると、ホームページで目指すべきゴールも変わってくるんです。
ほう。
商品を売ることだけが目的じゃありません。
ええ、ええ。
もっと大きなレバレッジ…例えば「メディアからの取材獲得」とか、「他社との共同事業、JVのきっかけ作り」、そして「優秀な人材の採用」といった、ビジネスを飛躍させるためのハブとして機能させるべきなんです。
ホームページで採用や協業パートナーまで!いやあ、なんだか壮大ですね。でも、それって、どうすればそんなことが可能になるんですか?
戦略は、驚くほどシンプルですよ。
シンプル。
「目的を一つに絞って、その証拠となる実績をトップページに集中させる」。
ふむふむ。
これだけです。
目的を絞って、実績を見せる…。
はい。例えば、メディアに取り上げられたいなら、トップページを開いた瞬間に、過去のテレビ出演とか雑誌掲載のロゴが、バーンと目に飛び込んでくるようにする。
ああ、なるほど。
そして、そのすぐ下に「取材のご依頼はこちら」っていうボタンを大きく設置するんです。
うんうん。
人は、その会社が過去にどんな実績を積んできてるかを見て、次のアクションを決めますからね。
確かに!「このメディアも取り上げてるなら、うちも…」ってなりますよね、絶対。
そうなんです。
もし、まだ実績がない…みたいな場合はどうすればいいんでしょう?
良いポイントです。その場合はですね、まず「プレスリリース」を出すことから始めます。
プレスリリース。
数万円で「私たちの会社は、こんな新しい取り組みを始めます」っていう公式発表ができるんですよ。
へぇー!そうなんですか!
そのリリース情報をホームページに蓄積していくだけでも、「私たちは社会に向けてきちんと情報発信してますよ」っていう、もう立派な実績になります。
なるほど、ゼロから実績は作れるんですね!いやー、なんだか、ちょっと放置してた自社のホームページを今すぐ見直したくなってきました!
ぜひ。トップページの目的を一つ決めて、そこに載せるべき実績って何だろうって考えるだけでも、見え方が全く変わるはずです。
うーん…。
究極の目標は、訪問者が思わず「ブックマーク」しちゃうような、そんな価値ある情報が集まる場所にすることですね。
ブックマーク!最高の評価ですね。いやぁ、ホームページは「作る」だけじゃなくて「育てる」ものなんだなと、よく分かりました。かねださん、本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
さて、リスナーの皆さんにも質問です。あなたの会社のホームページは今、「誰に」向けて「何を」一番伝えたいですか?
はい。
そして、その目的を達成するために、トップページに載せるべき「最高の実績」は何でしょうか?
うん。
ぜひこの機会に、ご自身のホームページという名の宝の地図を、もう一度広げてみてください。

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