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マーケティングの本当に重要なポイントを押さえてください。

リスナーの皆さん、こんにちは!「マーケティング入門講座」、ナビゲーターのさいとうです。
マーケティング専門家のかねだです。さいとうさん、ウェブサイトのランディングページ、いわゆるLPって、スマホで見ていて「長いな…」って感じること、ありませんか?


あります、あります!正直に言うと、ほとんど最後まで読んだことがなくて…。
うんうん。


指で「シャーッ」と一気に下までスクロールして、なんとなく雰囲気だけ見て閉じちゃうことが多いですね。
実は、ほとんどの人がそうなんです。


あ、そうなんですね!
ええ。そして、その「読まれない」という根本的な問題を解決する、次世代のLPが今、急速に注目を集めていまして。


ほう。
それが今日のテーマ、「スワイプ型LP」です。


スワイプ型LP!名前の通り、こう…スワイプするんですか?
その通りです。従来の、あの縦に長ーい「巻物」みたいなLPではなくて、


はい。
Instagramのストーリーズのように、情報を1枚ずつの「カード」に分けて、横にスワイプしながら読み進める形式なんです。


ああ、なるほど!インスタの操作なら、もうみんな慣れてますもんね。それなら、自然と1枚1枚見てしまいそうです。
ええ。言うなれば、PC時代の古いフォーマットだった縦長LPを、


うーん。
現代のスマホユーザーの行動様式に、まあ、最適化したもの、と言えます。


なるほど!
そして、この「形式」を変える…ただそれだけで、信じられないような結果が出ているんです。


結果、ですか?
はい。あるECサイトの事例では、LPの文章とかデザインは、まあ一切変えずに、


ええ、ええ。
ただ縦長のものをスワイプ型に切り分けただけで、成約率が248%もアップしたんです。


に、248%!?ほぼ2.5倍じゃないですか!
そうなんです。


コピーライティングの才能とか…そういうの関係なく、そんなに成果が変わるなんて…。
そうなんです。これがスワイプ型LPの、まず第一の衝撃ですね。


はあ〜。
でも、この手法の本当に革命的な点っていうのは、実はもう一つ別にあるんですよ。


え、まだあるんですか?
はい。「分析のしやすさ」です。


分析…。
さいとうさん、従来のLPって、どこを改善すればいいか分かりにくかったと思いませんか?


思います!ヒートマップを見ても、「あ、この辺が赤くなってるからよく読まれてるな」くらいで、
ええ、ええ。


具体的にどの言葉が悪くて離脱したのかまでは、なかなかわからなくて…。
ですよね。それが、スワイプ型LPだと劇的に変わります。


ほう!
「ブロックヒートマップ」という考え方で、どの「カード」でユーザーが離脱したのか、どのカードの滞在時間が短いのかが、もう一目瞭然になるんです。


なるほど!LPの健康診断が、ただ「体調が悪い」と分かるレベルから、
うんうん。


「肝臓のこの数値が悪い!」とピンポイントで特定できるようになった、みたいな感じですね!
まさにその通りです。素晴らしい例えですね。


問題箇所が正確にわかるから、改善策も立てやすい。
はい。


例えば「お客様の声の2枚目の反応が悪いから、別のものに差し替えよう」といった具体的なアクションが、データに基づいて高速で実行できるんです。
それは強力ですね…。ただコンバージョンが上がるだけじゃなくて、


そうです。
その後の改善サイクルまで効率化されるわけですか。


ええ。リリースして終わり、ではなくて、継続的にLPを育てていける。
うわあ…。


これがスワイプ型LPが持つ、本当の価値かもしれません。まさに2025年以降のスタンダードになっていくでしょうね。
いやぁ、今日はLPの未来を垣間見たような気分です。


ええ。
もはや、縦長のLPを使っていること自体が、機会損失になってしまう…そんな時代がすぐそこまで来ているんですね。


そう言えるでしょうね。もう、知っているか知らないかで、広告の効率が全く変わってきてしまいますから。
それでは最後に、私たちからリスナーの皆さんへ、こんな問いかけをさせてください。


あなたのウェブサイトやサービス紹介ページは、お客様に「終わりの見えない巻物」を無理やり読ませていませんか?
うーん。


もしそれを、誰もが慣れ親しんだ「めくりやすいカード形式」に変えたとしたら、
はい。


お客様の反応は、一体どう変わると思いますか?
その視点で、ご自身のページを一度見直してみるのも面白いかもしれませんね。かねださん、本日もありがとうございました。


ありがとうございました。