マーケティング入門講座 #1 – マーケティングの基本概念(流れ・パッケージ・回遊戦略)

売上を爆上げできるマーケティングのポイント

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マーケティングの本当に重要なポイントを押さえてください。

皆さん、こんにちは!「ビジネスの種」へようこそ。ナビゲーターのさいとうです。
マーケティング専門家のかねだです。よろしくお願いします。
かねださん、今日は「マーケティング」がテーマです。
はい。
よく聞く言葉ですけど、「マーケティングって、つまり何?」って聞かれると、えーっと、広告のこと?SNS?みたいに、ちょっと答えに詰まっちゃうんですよね。
すごく良いポイントですね、さいとうさん。
ええ。多くの方が同じように感じているはずです。
今日はそのモヤモヤを解消する、ある人気のYouTubeチャンネルで語られていた「マーケティングの本質」について、お話ししたいと思います。
お、本質ですか!ぜひ知りたいです。
その動画によると、マーケティングとは単に「売るための活動」ではなくて、「売上を上げるための『流れ』を設計すること」なんです。
流れ、ですか。
そうです。川の流れみたいな…イメージでしょうか。
まさに。へぇー!
お客さんがお店を知って、興味を持ち、購入し、そしてリピーターになる。この、点と点だった活動を繋げて、スムーズな一本の川にする。この全体設計こそがマーケティングの本質なんですね。
なるほど!その「流れ」の入口で、動画が「人はパッケージで買う」と断言していたのが、すごく印象的でした。
そこ、重要ですよね。
ええ。例えば、味は全く同じパスタがあったとして、一つは有名シェフが綺麗なお皿に盛り付けたもの。
もう一つは、手づかみで「ほらよ」と渡されたもの。
わあ…。さいとうさんなら、どちらに価値を感じますか?
それはもう、考えるまでもなくお皿の方です!手づかみはちょっと…(笑)。
ですよね。はい。人はまだ味わったことのない商品を選ぶとき、中身の品質ではなく、その「見た目」とか「印象」というパッケージで判断する。
これが、流れの入口に人を呼び込むための、強力な武器になるわけです。
本の「ジャケ買い」と全く同じですね。
そうですね。でも、一度買ってもらっても、そのまま忘れられてしまうこと、ありますよね。
ありますねぇ。私自身、昔気に入って使ってた商品を、すっかり忘れていたり…。
それこそが、現代マーケティングの核心です。
ほう。その動画では「人は忘れる生き物だ」と。
ああー。せっかく商品を買ってくれたり、LINEに登録してくれたりしても、お客さんの記憶はどんどん上書きされていくんです。
ああ、分かります…。私のスマホにも、登録したきり開いていない公式LINEがたくさん眠っています。
そこで今の時代に不可欠なのが、SNSなどを使って「あ、そういえばあのお店あったな」と定期的にお客さんに思い出してもらう仕掛けです。
はい。動画ではこれを「回遊させる」と表現していました。
新規顧客を探すのと同じくらい、既存顧客に忘れられない努力が、流れを止めないために重要なんですね。
そうです。流れを作り、パッケージで惹きつけ、SNSで思い出してもらうことが大切です。
ここまででも、かなり視界がクリアになりました。
よかったですね。では、その他大勢に埋もれない「自分だけの流れ」を作るには、どうしたらいいんでしょう?
その答えが「コンセプトメイキング」、特に「徹底的に絞る」という考え方ですか。
はい、絞ることが大切です。例えば、「ハンドドリップとチーズケーキだけに特化した、夜専門の隠れ家カフェ」のように特定のテーマを持つことで差別化が図れます。
わあ、尖ってますね!でも、すごく行ってみたくなります。
そうですよね。地域やジャンル、ターゲットを絞ることで、独自性を持ち、競争から抜け出せます。
なるほど!それに「期待値コントロール」という考え方も興味深いですね。
はい、お客さんの期待を上回るサービスや商品を提供することで、熱狂的なファンを生み出すことができます。
なるほど、売る前から感動体験を設計できるんですね。マーケティングって本当に奥が深いですね。
そうなんです。この視点を持つだけで、ビジネスの見え方が変わってくるはずです。
へえー!すごくクリエイティブな仕事に思えてきました。かねださん、ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございます。最後にリスナーの皆さんに一つ、考えていただきたい問いがあります。「もしあなたが今からお店を出すとしたら、ライバルがいない『ナンバーワン』になれるよう、どんな風にコンセプトを『絞り』ますか?」ぜひ、考えてみてください。

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